NY白金、パラジウム先物市場概況
◎プラチナは続落、パラジウムは反落
NYMEX プラチナ4月限:1420.9▼10.3、パラジウム6月限:789.40▼4.95
25日のプラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続落、パラジウムが反落。終値の前日比は、プラチナが10.3~9.6ドル安、中心限月の4月限は10.3ドル安、パラジウムは5.95~4.70ドル安、中心限月の6月限は4.95ドル安。
プラチナ4月限は、金の下げ止まりや株・原油の上昇、南ア鉱山ストで上昇したが、ドル高や金の反落、ウクライナ情勢を巡る不透明感、米住宅販売減少で値を消した。
パラジウム6月限は、金の下げ止まりで上昇したが、800ドルにとどかなかったことやG7の対ロ追加制裁見送りで値を消した。ただ、前日安値を維持して持ち直した。
プラチナ4月限は、時間外取引を1437.0~1429.0ドルのレンジで推移、前日比1.5ドル高の1432.7ドルとなった。4月限は、安寄りしたが、金の下げ止まりや株・原油の上昇で反発し、じりじりと上値を伸ばした。南ア鉱山ストによる供給懸念は引き続き強材料。ただ、ドル高や金の反落で高値から押された。ロンドン午前の値決めは1433.00ドルで、前日午後の1433.00ドルと同じだった。
立会時間は、時間外取引の安値を下回ったあと、金の反発で1433.5ドルまで反発したが、ドル高・株安や金の押しが圧迫して下値追いとなった。クリミア編入に対し欧米とロシアの対立が深まるなか、制裁による不透明感がリスク回避の流れを強めたことや、米金利上昇懸念が嫌気され、1420.0ドル(11.2ドル安:0.8%)まで値を消した。
パラジウム6月限は、時間外取引を797.50~785.00ドルのレンジで推移し、前日比9.85ドル安の784.50ドルとなった。6月限は、金の下げ止まりで上昇したが、節目の800ドルにとどかず上昇が一服したあとは、ウクライナ情勢の沈静化を受けた手じまい売りが優勢になって値を消した。主要7カ国(G7)が対ロ追加制裁を見送ったことから、ロシアのパラジウム禁輸懸念が後退した。ロンドン午前の値決めは787.50ドルで、前日午後の792.50ドルから下落した。
立会時間は、ドル高加速や金の下落で時間外取引の安値を下回り、783.20ドル(11.15ドル安:1.4%)まで値を消した。ただ、オバマ米大統領がロシアに対する経済制裁に言及したため、ロシアのパラジウム禁輸懸念が再燃し、安値から持ち直した。米消費者信頼感指数の上昇や、ドル反落、株価反発も強材料。
3月24日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前週末比変わらずの24万8566オンス、パラジウムも変わらずの47万8811オンス。
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