きょうのNY市場はウクライナ情勢の緊迫化から、対ドル、対円で欧州通貨売りが強まっている。
ロシアが軍事的行動をちらつかせる中、ウクライナのメディアが、ロシアの黒海艦隊がウクライナ軍に対し、現地時間4日午前5時(日本時間同正午)までに投降しなければ攻撃すると最後通告したと報道。一方でロシアの黒海艦隊当局者はウクライナ側による情報操作だとこの報道を否定した。
欧米は経済制裁を検討しており、ロシアのルーブルや株価も急落している。ロシアの経済的混乱は結びつきの強い欧州経済へ影響との見方もでき、欧州通貨は売りが強まっている。
ユーロドルは1.3735近辺まで下落。きょうはウクライナ情勢に振らされる展開となったが、今週はECB理事会も控えている。先週発表になったユーロ圏消費者物価速報値から、今回は追加緩和はなく、据え置きとの見方が有力。しかし、一部ECB筋から、ドイツが許容していることもあり、債券購入プログラム(SMP)で市場に流した資金の不胎化停止に全会一致で合意するのではとの憶測も伝わっている状況。