CBTコーン先物市場概況
◎大幅続伸、小麦急伸をはやす
CBOTコーン3月限:484.25△6.25
12日のコーンは大幅続伸。終値の前日比は1.25~6.25セント高、中心限月の5月限は5.25セント高。5月限は、大豆急落やウクライナ情勢の緊迫化によるリスク回避の流れで値を消したが、ブラジル・コーン生産高見通しの下方修正や、ウクライナ穀物輸出の減少観測、小麦急伸、ドル反落を背景とした投機買いが優勢になり、前日高値を突破した。
中心限月の5月限は、時間外取引を484.25~477.50セントのレンジで推移し、前日比4.50セント安の478.75セントで引けた。5月限は、売りが先行したあと、押し目買いでプラスに浮上したが、大豆急落が圧迫して下値を切り下げた。
ウクライナ情勢の緊迫化を受け、ドル高・株安・原油安とリスク回避に振れたことが圧迫要因。ブラジル国家食料供給公社(CONAB)は、同国コーン生産高見通しを前回の7550万トンから7520万トンに下方修正した(昨年実績は8150万トン)。
立会時間は、4.50セント安で寄り付いたあと、時間外取引の安値を下回って476.50セント(6.75セント安:1.4%)まで値を消したが、押し目買いが入って切り返した。時間外取引の高値や前日高値(488.50セント)を上回り、489.00セント(5.75セント高:1.2%)まで値を飛ばした。時間外取引は、ウクライナ緊張によるリスク回避の流れや大豆急落が圧迫したが、立会時間に入ってからは押し目買いが優勢になって切り返した。米国期末在庫の下方修正や、ブラジル生産高見通しの下方修正、小麦相場の急伸、ドル反落が支援材料。原油の下げが続いたことや週間エタノール生産の減少は弱材料だったが、ウクライナ情勢の緊迫化で同国の穀物輸出が減少するとの見方が相殺、終盤の買い戻しで前日高値を上回った。
米エネルギー省(DOE)は、3月7日までの週の米週間エタノール生産量を前週比2.8%減少の日量86.9万バレルと発表した。エタノール在庫は前週比4.2%減少の1590万バレル。
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