NY金先物市場概況
◎金は続伸、銀は続落、ウクライナ緊張で金に逃避買い続く
COMEX ゴールド4月限:1346.7△5.2、シルバー5月限:2081.5▼9.5
11日のニューヨーク金は続伸、銀は続落。終値の前日比は、金が5.0~5.3ドル高、中心限月の4月限が5.2ドル高、銀が9.7~9.3セント安、中心限月の5月限が9.5セント安。
金4月限は、投機買いで前日高値を上回ったあと、利食い売りでマイナスに転落したが、中国の景気減速懸念やウクライナ緊張、SPDR保有金残高の増加で切り返した。
銀5月限は、ウクライナ緊張を受けた金の上昇に追随して前日高値を抜いたが、利食い売りによる金の反落が圧迫して値を消した。ただ、金の反発で安値から持ち直した。
ニューヨーク金4月限は、時間外取引を1353.0~1338.0ドルのレンジで推移、前日比10.3ドル高の1351.8ドルとなった。4月限は、安寄りしたが、投機筋の押し目買いが優勢になって前日高値(1344.9ドル)を突破した。ロシア編入の是非を問うウクライナ住民投票(16日)が接近するなか、欧米とロシアの対立が深まっていることから、安全への逃避買いが入った。
立会時間は、1352.9ドルまで上昇したが、時間外取引の高値にとどかなかったことから反落に転じた。上値が伸びなかったことから買いに対する警戒感が台頭、利食い売りがテクニカル売りを誘い、時間外取引の安値を下回った。大手米銀モルガン・スタンレーが昨日、今年の金平均相場見通しを11.6%下方修正して1160ドル、来年を12.5%下方修正して1138ドルとしたことも心理的弱材料。しかしながら、1337.8ドル(3.7ドル安:0.3%)で下げ止まったあとは、押し目買いが入ってプラスサイドに切り返した。中国の景気減速懸念や、ウクライナ緊張、マレーシア航空機の消息不明事件、SPDR保有金残高の増加などが強材料。
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